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チェックインと 荷物もとっとと預けて 身軽になると
「さぁ!お昼を食べに行きましょう!」花音が先頭切って歩き出した
「まだ お昼にはなってないよ?」真帆が 時計を見ながら呟けば
「私の腹時計は 既に お昼を差してます!」お前だけだろうが!
「南條達も 機内で食事が出るんじゃないの?」叶大が 聞いて来たから
「機内食は断ってもいいけど 俺も そんなに腹は減ってないなぁ」今朝は ジョグも行かなかったし
「大丈夫!目の前に食事が来れば 自然と無くなるから!」花音が断言している
「それは お前が全部 平らげるからじゃねぇか!」瞬殺 恭司君
「にゃんと もうしゅか!」何も 申さねぇよ!
「菜乃は 普通の言葉を使いなさいよ!」真帆ママに怒られて
「これは しゃだめなのじゃ!」定めなのかよ!
「駄目だこりゃ・・・・・」言うだけ無駄だったね 真帆!
「にゃにとじょ おきをたちかに!」真帆 気を確かにってさ!
「お前の所為で 項垂れてるんだよ!」花音が 菜乃に問い詰めれば
「いえいえ おだいかんしゃまほどでは・・・」お代官花音か?
「お主も なかなか悪よのぅ・・・」花音も乗るなよ!
「おたがいしゃまで ごじゃる」ほんっと どうにかして!
そんなじゃれ合いをしながら歩いていたら 海外から来られた外人さんに 写真を撮られている2人
「あら!私達が可愛いからって 勝手に写真を撮っちゃ困るわね!」全然困ってない顔で 花音が言えば
「いちどう!たいぎであった!」お前 外人相手に何言ってんだ?
「きっと 言葉はわからなくても 昔の言葉を使っているって言うのが 雰囲気的に伝わってるんでしょうね・・・・」
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