裏庭の君

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... 「あれ?」 食堂から見えたその人にはとても見覚えがあった。 「...もしかして」 いや、もしかしなくてもハルさんだ! もう一度見られる日がくるなんて。 どこに向かっているんだろう。 「あ」 『あいつは時々...』 裏庭か。そういえば甲斐崎さんが言ってたな。 裏庭で何してるんだろう。甲斐崎さんも知らないみたいだったし。 気になる。 知りたい。 気がついたら俺は食堂を後にしてハルさんを追っていた。
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