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君も行こうか!
まだ君の知らない日常が待ってるよ!
「さあ、この手をとって!!!」
「全く……、そうやって面倒事を持ってくる……」
「あら?いいじゃない!楽しそうでしょ?」
犬のリードを持った少女が手を差し伸べる
その後ろでは少年が呆れたように少女に言う
僕は彼女の手をとった瞬間、鳩がバサバサと一斉に飛び立った
そして、彼女の連れていた犬が一瞬で消える
「ほら!君も目を閉じて息をとめて。いっくよー!!!」
少女に手を引かれ、僕は目を閉じる
次に目を開けたときにはどんな世界が待っているのか。
今までの日常には戻れないことはなんとなく悟った
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