第1章

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校門までたどり着き、さらにおかしなことに気づく。 誰もいない。 校門にはよほど早い時間でない限り誰か一人先生が立っているはず。 流石の私も何かおかしいと思い、引き返そうとした、けれど、何かわからない壁に阻まれてしまった。 この時点で私は半分パニックになっていた。 一体何が起こったの? とにかくわからないけど、教室を目指そうと思った。 あそこには非常用持ち出し袋がある。 それさえあればなんとかなるはず。 そして私は妙に静かな校舎に足を踏み入れた。
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