第2章

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「もしかして、美香、私の夢の中に入ってきちゃったの?」 わけがわからず突っ立ってた私に舞が尋ねてくる。 「う、うん、多分」 訳も分からずに答える。 私は今の状況がまだ把握できていないのだ。 「うーん。 ちょっと待ってね。確かこの辺りに」 舞は持ってたリュックサックの中をいじると携帯電話を取り出し、どこかにかけた。 「もしもし、モニターの佐原です。 どうやら私の夢の中に他の子が入ってきちゃったみたいで。 どうすればいいですか?」
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