第2章

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なんで私がこんな理不尽なことで殺されなきゃいけないわけ? ぱさり、と私の髪が一房落ちた。 その瞬間、私ははっとした。舞は本気なのだと。 ぞわり、と悪寒が背中を這い上がってくる。 怖い。本能的な恐怖が私を支配する。
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