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風が少し冷たくなって来たね。
其処季節はあるの?
アナタの好きな、季節だよ?
そう心で、呟いた時。
ふわりと、心地好い風が、
私の髪を、なびかせた。
「アナタの仕業?」
思わず、微笑んだ。
「おーい、一緒に帰らね?」
後方から、聞きなれた声。
振り向き
「いいよー、明日の学祭の話しあるから」
飛びっきりの笑顔で答えた。
私は飛びっきりの笑顔で答えた。
「うげぇ、俺マジで、見廻りかよ?」
「仕方ないじゃん?」
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