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「今頂いた情報を元に、署員の手が空きましたら直ぐ動きますので」
私の話を書き留めていた女性が、淡々と返事をして、私はそこから追い払われるように帰らされた。
話に信憑性がないとも思われたんだろうか？
私が、もっと切羽詰まった感じで話したら信じてくれたんだろうか？
再び車に乗り込み、
行き先を迷う。
警察が動くのを待つ？
というか、本当に動いてくれるのだろうか？
取り敢えずATMに行き、
あるお金を全部引き出して、
松雄と凛々子がいるという、
山中の倉庫を探し始めた。
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