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コルフィの一撃を受け止めた暗黒神の羽根は、僅かに凍り付き…アルスの必殺の一撃は、僅かに炎を燻らせたが、羽根を一羽ばたきさせると消え失せた。
【ハッハッハ、力の８割は、回復した。】
【たかが、人の子の分際で暗黒神である私に勝てると本気で思っているのか？】
暗黒神カリは、一瞬でアルスの目の前に移動すると漆黒の剣を横凪ぎに振るう。
驚異的な速度と反射神経を手にしたアルスでさえ、認識出来ない程の速度で振るわれた剣を神槍で、辛うじて受け止めるが…
「うわぁぁ!?」
地面に激しく叩き付けられた。
コルフィが、アルスの助けに入ろうとした時!?
既に暗黒神は、コルフィの目の前に立っていた。
コルフィは、幻夢氷剣の力で、自らの分身を何体も作り出し時間稼ぎをはかる。
光と氷の屈折で作られたコルフィの幻影は、数十にも及び全員が、幻夢氷剣を横に構える。
『虚を実に実を虚と映す夢幻の力を受けるがいい!!』
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