風変わりな学園祭

12/13
前へ
/13ページ
次へ
彼女の動きが止まる。 「……会長?」 「学校の個性が出るような学園祭にしたいだろ、だったら…」 雲の隙間から陽射しが注ぎだし木の葉を照らす。赤みがかった葉がほんのり温かみを感じさせてくれる。 すっかり明るくなった生徒会室に生徒会長の言葉がひとつ漏れた。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加