【本文】鏡水｜107ページ - 小説投稿エブリスタ

だけど約束の日、彼女はいつまで待っても現れなかった時節柄、同じく卒業式や謝恩会を終えたらしい人々が目の前を通り過ぎていくこんなに沢山の人がいるのに彼女だけが、いない携帯は何度かけても通じなかった彼女に何かあったのか？…探しに行こうとしたオレの前に現れたのは紗栄子だった『残念ね、尊。彼女はここへ来ないわよ』そう言って差し出しされた物を見て、オレは目を見張った

/224ページ

最初のコメントを投稿しよう！

329人が本棚に入れています

本棚に追加

広告非表示！エブリスタEXはこちら>>