original sin~side尊~

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香織は気が触れたように身体を洗っていた。血を流しながら… 「香織、やめろっ…」 後ろから羽交い締めにして何度も名前を呼んだ やめろ、やめてくれ 頭からシャワーを浴びながら祈るように香織の身体の自由を奪う 腕の中でようやく大人しくなった彼女をベッドへ運んで傷の手当てをした 彼女の美しい白い肌は無惨にも傷だらけになっていた
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