未来への翼

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「一歩間違えると誘拐ですよ!」 「自分の息子を迎えに行って何が悪い!?」 心臓に冷たいものが押し付けられたように、一気に体温が下がる。彼は一体どこまで知っているの? 「香織」 今まで聞いたこともないような低い声で名前を呼ばれた 「翼のことは悪かった。君を心配させたことは謝る。だから…」 手をとられ、許しを乞うように口付けられる 「話をしよう」
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