解(ほつ)れ

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強く掴まれてシーツに押し付けられる腕 貪るような深い口付け 私の身体を貫こうとする熱い滾り それら全てが彼を5年も待たせてしまった私へ対する不安の表れだと思う 全部、受け止める。それが私を丸ごと受け入れてくれた弘人へ出来る唯一のことだから 「香織…顔を見てしたい…」 後背位から座位になって向き合うと膨らみ始めたお腹よりもサイズアップしたバストの方が目立つ グラビアアイドルの『巨乳』のような見た目だけど、触れてみるとそれはみっしりと重い『母乳タンク』で柔らかさはない 私の身体は『母』になろうとしていた
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