第3章

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「そうです!」 思わず握りこぶしをブンブン振って答えてしまう。 それにくすっと笑って、 「そういう事なら案内するよ。」 と、キラキラ輝くような笑顔を向けられた。 うおっ、撃ち抜かれそうだ。 なんだか最近、イケメン遭遇率がやたら上がっている気がする。 世の中の女子、申し訳ない。 「このエレベーターは客室専用だから、会議室のある階とか、プールの階には止まらないようになっているんだ。」 「そうなんですかぁ…。あれ?あの、ホテルのスタッフの方ですか?」 こんなに詳しいという事はきっとそうだと思うんだけど、制服を着ていない。 「ん?違うよ。」 て事は、客?!
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