第1章

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地元を離れ東北の大学に進学して 2年の月日が流れた。 1年生のときに必死に単位を 取りまくったおかげもあり、 2年生の後半は比較的に 暇な日が多くなりサークル活動や アルバイトに精を出していたが、 去年の年末実家に帰省することが できなかったため。 講義、アルバイトを調整して 3週間の帰省することにした。 実家の母にそのことを告げると 「そんなに、めんどくさいわね」 と文句を言っていたが、 何が食べたい?布団を干したよ。 親族がこの日に来るなどメールで知らせてくれ 内心喜んでいるところを見ると、 これも親孝行になるなと 長期帰省を考えてよかったなと思った。 帰省当日夜行バスに乗り、 地元へ出発をした。 夜行バス内の電気がついている ときはマンガを読み、 途中のパーキングでお腹が減ったので インスタントラーメンを食べた。 インスタントラーメンを食べた後は バスに戻り、眠気に誘われるままに 睡眠をとった。 ちょうど帰省をしたのが平日とあって、 後ろに客もいなかったので フルに背もたれを倒すことができた。 目を覚ますと東の空が少し明るく 時計を確認すると5時過ぎをまわっていた。 そこから1時間で最終停留所に到着をした。 バス停に到着し運転手から荷物をもらって、 そのまま電車へ乗り実家の最寄り駅に到着した。
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