序章

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「へっ……? いやいやいや、そんなはずは……!! 」 テレビに映るNo.100を見て私は驚愕した。いや、驚愕するしかない。疲れているのではないかと思って目をこすっても、No.100の様子に変わりはなかった。そ…そんなこと、ありえない……。才気 茜は私一人。 銀髪の髪がカメラのフラッシュを反射し綺麗に輝き、その銀髪はツーサイドアップに結ばれている。生まれつきの銀髪はこの世界には滅多にいない、あの輝きからしてあの銀髪は生まれつきのものだろう。若干つり目で奥二重な澄んだ青色の瞳も私とそっくり。 いや…そっくりなんてレベルじゃない。 同じだ。
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