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華の大学生ライフ。
そう思っていた自分がいた。
入学から1年が経ち
大学2年生になる今の俺には
その言葉ははるか昔のことに感じる。
「はぁ~。やることねぇな」
深くため息を吐き大学の正門前を歩く。
俺の名前は慶太。
「よぉ!慶太!!」
誰かが俺の名前を呼んだ。だがまぁ大方誰という予想はついている。
「うぃっす!よしはる!」
そう言いながら振り向く。
「よしはるじゃねぇよ。俺だよ俺」
「あぁチビタクか」
どうやら俺は人違いをしたようだ。
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