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そして‥
山岡とただしとクラマは
どこかに消えて行った。
しゅーやを殺した犯人。
そしてアトランを裏切り
ゲームを殺し合いに持ち込んだ黒幕。
今すぐにでも奴らを
殴ってやりたかった。
殺してやりたかった。
だが‥彼らはゲームで殺さないと
意味がない。
グッと歯を食いしばり
彼らが消えていくのを待った。
そして‥
取り残されたメンバー達。
現在、悠久の庭に残っているのは
慶太、りょーた、楓、りょうま
りな、カオナシ、たくほ、よしたか
の8人だ。
楓
「‥‥と‥とりあえずこれから‥
どうするの?」
楓がみんなに話す。
しかし‥
たくほ
「あいにくだが‥
アトランの奴らと話し合う気はねぇ。
俺達は俺達のやり方で
アイツらに挑むさ」
たくほは気絶したよしたかを運び
悠久の庭から出て行く。
これで残り6人。
りょうま
「‥と、とりあえず
残ったアトランメンバーは俺たちだけでも
一緒に過ごすべきだ」
だが‥
りな
「‥わからない。
山岡達は裏切り者があと1人いるって言った。
もしかしたら‥そのあと1人も
この中にいるかもしれない」
りょうま
「‥‥そんなこと‥
あいつのブラフかもしれねぇし
言って出てこないんだったら
もうアトランの中にはいねぇだろ?」
りな
「‥分からない。
でも分からないからこそ
私はあなた達とはもういられない」
そう言うとりなもどこかに行く。
そして‥
慶太も‥
慶太
「すいません!
俺もみんなと一緒にいた方が良かったと
思ってたんですけど
1人になります!」
りょうま
「‥ど‥どうして!」
慶太
「‥おそらく日曜に四天王に挑むゲーム
それは1人1個か2個が限界。
なら‥俺はもう‥
受ける奴が決まってるんです。
でもそいつのゲームは
おそらく『頭脳戦』。
頭脳戦は1人だけの勝ち抜けが多い。
なら‥俺は誰も巻き込まない。
俺があいつを倒してくる!」
りょうま
「‥そ、そいつって‥‥?」
慶太
「‥はい!
クラマです!!」
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