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りょうま
「要は‥互いに首輪の文字を
教え合って、最後の1分で自分の教室に
戻って答えれば良いんだろ?
それのどこが難しいんだ?」
アナウンス
「その通り‥。
不正解だったものは
もちろんその時点でゲームオーバー。
しかし正解した者は
首輪の中の文字が書き換えられ
第2ラウンドへと進みます。
そしてそれも正解した者は
第3ラウンドへ。
‥と、このように
同じことをずーっと続けていただきます」
りょうま
「何っ!?
つまりエンドレス?
終わるまで何回でも続くってことか?」
楓
「‥じゃ‥じゃあ
生き残るのは1人??」
アナウンスの言葉に
不安を寄せるりょうまと楓。
だが‥
ももな
「‥ちょっと待ってよ!
その前に‥
四天王はどこなのよ?
これじゃあいつもと同じ
ただのゲームじゃない!」
ももなが叫ぶ。
確かに‥
このゲームは四天王の1人目による心理戦。
だが‥その肝心の
四天王の名前が一切出てこない。
すると‥
アナウンス
「おーっとルールの説明はまだ
終わってませんよ~。
そしてこのゲームのクリア条件‥
それは‥四天王の1人を
このゲームで殺す事」
楓
「‥だから‥‥
その四天王がいないじゃないの!!」
りょうま
「‥‥そうか!!」
りょうまが何かに気付く。
楓
「‥どうしたのりょうまさん?」
りょうま
「‥そういうことか。
つまりいるんだろ?『この中に』?」
アナウンス
「‥その通り。
インディアン学部ゲーム。
すでに
四天王の1人はこの16人の中に
潜んでおります!!!」
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