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ウメリョーの提案。
それは要するに
りょうまグループがやってる事と同じ。
だが‥りょうま達と違い
全員が初対面のメンバーでは
『信用』というものが欠落している。
そのため‥人数をできる限り集め
1人が嘘をつけない状況を
作ろうという作戦だ。
ハナコ
「‥うん。その作戦私も賛成。
やっぱり死ぬのは嫌だし」
ゆりあ
「私もいいですか?」
アキナ
「アキ的には~むっちゃアリやと思う」
バタサキ
「私も入れてください!」
どんどんと
メンバーは集まってくる。
気付けばパートナーを
持たない者のほとんどは
ウメリョーの作戦に賛同した。
だが‥
オオハヤ
「私も‥そのアイディアは
良いと思うんだけど
ちょっと気になることがあるんだよね」
オオハヤが突然口を開く。
ウメリョー
「どうした?
何が気になるんだ?」
オオハヤ
「いや‥このゲーム会場に
最初と最後に入った子って誰だっけ?
いかにもタイミングバッチリって
感じで何か怪しいわよね」
するとゆりあとハナコが手を上げる。
ゆりあ
「あ!1番最初に来たのは私です。
‥‥からの突然のベリーダンス!!」
バタサキ
「最後は私です。ちょっと来る前に
バタバタしちゃって‥‥
バタバタバタバタバタサキ」
オオハヤ
「‥あれ?
みんなで『協力し合おう』って
言ってるそばから
早速グループの中に『その2人』が
入ってるのね」
その言葉に周りはざわつく。
ウメリョー
「‥た‥タイミングがたまたま
そうだっただけだろ!
それで怪しいと決め付けるのは
さすがにおかしい!」
オオハヤ
「うん。まぁそうなんだけど
やっぱり私はパスで‥」
そう言ってオオハヤは離れていく。
そのオオハヤの言動を見た
ももなとハモとあーやも
グループに入ることをやめる。
結局‥
ウメリョーグループは
ウメリョー、ゆりあ、ハナコ
アキナ、バタサキの5人となった。
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