第3章

4/9
前へ
/30ページ
次へ
ふと1組の教室から九十九さんが出てきた。 九十九さんは僕に気づき手を振った。 「戸賀君!準備出来たの?」 九十九さんは顔からルンルンがあふれている。 「ちょっと友達が来るのを待ってるんだ。 先に校門前に行っててくれる?」 そういうと九十九さんはテンション高く 「分かった!じゃあ、あまり遅くならないようにね!童顔探偵さん!」 「こんなところでその呼び方やめて~!」 あはは、と九十九さんは笑いながら またね、 と、3組の教室を右に曲がり見えなくなった。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加