第3章

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この教室の配置は 廊下の一番奥から1組、2組、3組 3組と4組の間に廊下の十字路があり、 右に曲がると下駄箱 左に曲がると別館にいける渡り廊下になっている。 4組の隣が5組、6組となっている。 もし、僕の推理が正しければ 花垣さんは、九十九さんと一緒に校門に行くことを避ける。 そして、九十九さんが過ぎたタイミングで… 「おうっ!、戸賀ちゃん…まだ行ってなかったのか。」 居るとは思っていなかったらしい。 花垣さんは驚いていた。 「うん、花垣さんを待ってたんだ。 校門前に行く前に、少し聞きたいことがあるんだけどいいかな?」 そういうと花垣さんはすかさず 「話なら、これから行く店に行ってからにしないか? その店結構いいところでさ! ここらじゃ結構いいコミュニケーション広場になってるんだ。」 「へぇ、そんなところが! それは興味があるよ!」 「だろ?じゃあ、」 「でも、1個だけいい?」 少ししつこい僕をちょっとにらんできた。 それに対して僕は満面の笑みを返した。
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