第1章

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私は、遠回りな言い方がキライだ 長々と犯人を明かさない推理小説がキライだ なかなか結論を言わず、ウダウダと言い訳をする校長がキライだ いきなりなんだと思う者も多いだろうが、 車の操作方法もわからずに、車を運転することはできない。 無免許運転で、町中を走れば、どこぞに突っ込んで、車は立ち止まってしまうだろう。 私は、この物語を立ち止まらせずに語っていきたい そのために、諸君には私の事を知ってもらいたい。 寄生虫の様に私に乗り込んだ諸君が、 この物語の終着点まで、たどり着けるように、 自動車教習所の教官の様に、 君たちにはこの車、 私の事を知ってもらいたい。
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