美月奈津子・2

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「先生すみません。 奈津子さん、飲み過ぎです!」 「んー? とおるちゃんアタシは飲み過ぎてないでしょう。 マネージャーなのに、貴方は分からないのかしら?」 「い、いえ… ただ奈津子さんのお身体が心配ですし、先生にあんなし」 「ふうん!? アタシに口答えするの、とおるちゃん…」 怪しい雰囲気に慌ててマスターが割って入る。 「なっちゃん、君が舞台で気が立ってるのは分かる。 でもな…晶ちゃんはチケット争奪戦でアンタのチケット、ゲットして喜んでんだよ」 「あら!? 嬉しいわあ、アタシのファンの子だなんて。 しかも先生の彼女ちゃん!」
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