友人

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冬野陣というヤツは一風変わっていた。 いつも無口で他人になんか興味の無い優等生だとおもっていた。 …なのに、どういうことだろう? あの放課後の“ボール飛び込み事件”以来、俺の迷惑な能力を勘違いして俺にしつこく付き纏うようになって。 折角出来た友人に軽く引かれるし、 いつ誰に言い触らされるのかとヒヤヒヤしながらも、怖くて避けて逃げまくった。 しかし、逃げるということは 追われるということ。 、
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