第1章

6/25

3人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ
魔界天使(まかいてんし)  通称、ガウロスとも呼ばれる悪魔が天使の力に目覚めた存在。  基本的には人間とそんなに変わらない体をしている。  魔力は悪魔と違って持たず、天使のような法力や特殊能力もない。  彼らの特徴は相手のあらゆる能力を消滅させる力を持つ点にある。  魔力の打ち消し、法力を破る能力などが代表的。  魔界で生まれ魔界でその生を全うしたものの中からごくまれに生まれてくる存在である。  誕生理由や誕生プロセス等は不明。  一部の見解は、悪魔が元は天使の生まれ代わりであるように悪魔の中から天使が生まれた結果と言われている。  魔界天使の活動は、主に人間との関わりを持つ悪魔と天使の抹殺及びその監視保護である。  悪魔や、天使にとっては異界の裁きを下す調律者等との解釈もされる。  身体能力は人間並みではあるが、覚進化(かくしんか)と呼ばれる変身能力がある。  覚進化した魔界天使の見た目は天使の点輪を持ち、悪魔の角を囃している。  翼は天使の白い鳥のような羽と、悪魔のコウモリのはね、また容姿は個々で様々違いがある。  人間に干渉する存在を否定し、人類を在るべき姿で保護するのが彼らの主な活動である。  男女が存在する。  結婚や恋愛願望が通常の人間より強い。  人間と恋仲になるケースもあるが、その場合魔界天使の組織を辞めて人間界で生を全うする必要がある。  寿命は人間と同じか少し長命。(大体100才は越える)  魔界天使の成り立ちは他の悪魔からの干渉を受けないために色々と試行錯誤を繰り返し、誕生した魔界天使の保護やその受け入れも個々に行っている。  悪魔や天使にめっぽう強い代わりに、人間を傷付けるのをタブーとしてその禁をおかした場合同族から制裁を加えられる。  魔界天使の規律は、魔天法典と呼ばれる書物に基因していて今もその法は破られずに残り続けている。 ++++++++
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加