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鼻血不可避。最高。
南条公が鞄から取り出した眼鏡を装着して、白衣をお羽織りおなさられおたてまつられた。
しかも前髪全落ち。
え、直毛かと思いきや、下ろしたら緩やかに弧を描いてるとか、どんだけ私好みよ、これ。
「じゃ、じゃあ次は、シャツ脱いで直に着て結んでくれます?」
はい変態です。変態ですよ。変態で結構。変態上等。
この空間の主は私だもん。
ほら、王子も躊躇いなく脱いでる。脱いで……。
「……」
あれ? もったいないことに直視できない。
なにこの心拍数。
ここまでリアルじゃなくてもいいってのに。
腹筋拝みたい。拝み倒したいのに。
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