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気持ちの終わらせ方など、わからない。
『終わった』と呟いてみたところで何も変わりはしなかった。
でも、もうそんなこと……。
「……どうでもいい」
「はっ、そっ、そうっすよね、どうでもいいっすよね。すみませんっした」
考えることにも疲れたし、悩むことにも疲れた。
恐れや嫌悪感しか与えられず諦めるほかないのなら、時間がかかってでも気持ちに蓋をするほかないのだろう。
俺とのことをどこまで思い出したのかは知らないが、今までどおりを求めている小宮さんにとっては、それが最善だ。
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