side K

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『小宮さん……』 また私は……。 『……好きです』 都合のいい夢を……。 「小宮さん。大丈夫ですか?」 次に目が覚めた時に覗き込んできたのは、三浦さんの心配そうな顔だった。 「…………」 「今日はもう帰ったほうがいいんじゃないですか?」 起き上がった私は、休憩室のかけ時計を見た。 昼休憩から1時間半ほど経っていた。 「……うん、……もう大丈夫みたい。なんか、眠ってすっきりしたし、ただの貧血だし、鉄分サプリ常備してるから飲んどくわ」 「顔色はいいみたいですけど……本当に大丈夫ですか?」 「うん、心配かけてごめんね」 そう返してソファーから立ち上がり、伸びをする私。 本当にすっきりした。 もしかしたら寝不足も手伝って倒れたのかもしれない。
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