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「ええと……ですね、その、いろいろ誤解がありまして、この度羽島さんと正式にお付き合いすることに……」
「ええっ!?」
あーちゃんだけならまだしも、三浦さんもか！
私の周りでは、勘違いやら誤解やらがはやっているのか。
「それはさておき、なんで今日、留守電で告白することになったんですか？」
さておき、ってそんなに軽く置いていけないのだけれども、今は自分の件のほうがとっ散らかっているので、後ろ髪を引かれながらも話題を戻す。
「それは……」
さすがに途中を不自然に端折ったことを誤魔化せず、私は三浦さんに洗いざらい説明した。
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