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テヘペロ顔をご披露しつつ頭の中でツッコんでいると、三浦さんは羽島課長にさらりと持って行かれた。
業務内容についての話をするらしい。
とりあえずよかった。
話してみて悪い人じゃなさそうで。
「……」
横を向いていた姿勢を戻し、やりかけだった書類作成に取りかかろうとした私は、開いたノートパソコン越しに真ん前の南条さんを目に入れた。
そしてプログラミングされているかのようにカカカカ……と頬を赤くする。
前回の食事会のことを思い出すと、穴は掘れなくとも机の下に隠れたくなる。
車の中でふたりきりになったこと、バカ正直に月のものの話をしてしまったこと、頭と肩に触れられたこと、そして……。
『来月にでも、また、美味しいものを食べに行きませんか?』
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