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つぎの日、昨日あったことを美紀に話すときっぱり言われた。
「それ恋でしょ」
と。
「こ、鯉?」
「恋ね。良かったわね。これで私も安心よ…変な男じゃなくて良かったわ」
「いや、でもあれだけで…」
「恋は落ちるものなの。認めなさい」
どうやら私は恋をしたらしい。
恋…か。
恋愛小説だと
長い期間片思いで実は相思相愛で恋が実る
というのが定番だが、実際はそうもいかないだろう。
なんて考えながら胸の高鳴りが恋だと知り少しウキウキと歩く私がいた。
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