もみじの木の下で

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次の日、私は美紀と話していると 「ねぇ、美紀ちゃんに絢巴ちゃん!今日は俺達とご飯を食べない?」 菊池くんがニコニコしながら私たちに話しかけてきた。 私は美紀に視線を向けると 「私は別に平気。絢巴は?」 意外なことに美紀は誘いを承諾した。 「私も平気!」 「おーけーい!じゃあ購買でなんか買ってきて屋上集合な!」 「「はーい」」 なぜ菊池くんは私達を誘ったのだろうか?? そんな気持ちを込め美紀に視線を向けるとニヤニヤこっちを見て笑っていた。 「なんで笑ってんの!?」 「いやぁーとうとうspringが来たなと思いまして」 「なんで英語!?てか、もう秋ですけど!?」 キーンコーンカーンコーン 意味不明な言葉を残し美紀は席に戻っていった。
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