人物紹介

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そして、わたしはよく校庭の端の木々を見ている。 私の学校は自然が豊かで昇降口には花が沢山植えられ校庭の周りには桜の木やもみじ、イチョウ、広葉樹に針葉樹が植えられている。 今は秋なのでもうそろそろ校庭の一部が赤く染まる頃だろうか。 私はそのときを心待ちにしながら毎日窓際4番目の席で本を読んでいる。 「絢巴。次移動教室。行こう?」 この声は親友の美紀だ。 「そーだっけ?今準備するから待っててね」 化学だから実験室Bか… 「ごめん、急ごう」
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