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放課後、私は図書室で本を借り本を読んでいた。
この第二図書室は利用者も少なく担当しているのは図書委員ではなく司書さんだ。
実際、利用しているのは
私と宮田くん、勉強をしたい人たちだけ。
普段はページをめくる音やカリカリと勉強する音などがしているが今日は私しかいなくてシーンとしてる。
少し寂しいものだ。
｢新垣さーん？？私もう帰るから戸締りよろしくね？｣
｢分かりました｣
司書さんは毎日来てはいるが17:30には帰ってしまうのだ。
そのため、一般生徒最終下校時刻の18:30まで残っている私はいつも戸締りを頼まれている。
…キーンコーンカーンコーン
18:00を知らせるチャイムが鳴りふと窓の外を見ると宮田くんが本を片手に正門へ向かう姿が。
その姿を見て私はつい恋だとわかったときを思い出してしまった───
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