第1章

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そんなある日に、知り合いだった人が、自らの命をたってしまったんです。 信頼していただけに、ショックで仕方がありません。 そんな私は、数ヶ月間。なんにも考えられず、何をする事さえ張り合えもなく。ただ、呆然と過ごすようになっていまいました。 相談するにも、相談相手がその知り合いしかいなかった事に、気づかなかったですよね。 知り合いが、亡くなったことを、亡くなった本人に、知らせようとしていたのですから。 アパートの前まで来て、思い出したのです。 涙が、止まりませんでした。 .
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