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「つ、次は俺だな。
一年D組の大柴鳴(おおしばめい)だ。よ、よろしく。」
そっぽを向いて簡単に自己紹介をする鳴。
「よろしくね、鳴ちゃん。」
と言った瞬間鳴が顔を真っ赤にさせ。
「め、鳴ちゃんとか言うなぁ!!」
優樹は困惑して、すぐに言い直す。
「ご、ごめん。馴れ馴れしかったね。
じゃあ、大柴さんで。」
優樹が謝ると、鳴は残念そうな顔をして言った。
「お、大柴さん!?
べ、別に…お、お前なら、お、俺の事、め、鳴ちゃんって、い、言っても良いんだけどよ!」
スゴい吃っている。
「そ、そうか…鳴ちゃんね。」
優樹が鳴ちゃんと言うと鳴は顔を赤くさせながらも嬉しそうな表情を浮かべた。
優樹はこのとき既に気付いていた
大柴鳴はツンデレだと。
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