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半ば美咲に引き摺られるような感じで着いた教室は校舎の別館の二階にある一番端にある教室だった。
「じゃあ、私が合図するからそしたら入ってきてね。」
「え、ちょっ、俺入るなんて。」
さっさと美咲は教室に入ってしまって、断ることが出来なかった。
中から、美咲の声が響いた。
「おい、皆!席についてくれ!
重大な発表がある!」
「部長の重大発表ってあまり良い思い出がないんですけどー。」
美咲とは別の少女の声が聞こえる。
「う、うるさいぞ!!
良いか、聞いて驚くなよ?
新入部員が来てくれたぞ!」
少しムキになって答える美咲。
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