-クロフク- プレリュード 第三話(前編)

13/15
前へ
/31ページ
次へ
「あれ? ああ、つまりはセックスのことかい? だったらできなくはないんじゃないのか、とりあえずはメス、もとい、女なのだから…! ただこんなに小型なのはその範疇に入るのかわからないが? でもおれたちはそんなものはしないで済むようにできているだろう? もともと生殖能力がないから必要がないんだ。教科でもある程度の知識としか教わってないものだし、おれには興味がないな…どんなものだか見てみたい気はするが。ああ、シシド、もしかして興味があるのかい?」 「おうよ、ありありよ! ただし相手がこんなちゃちなガキじゃなかったらな! カネさえ出せばいくらでもできるって言うしよ、この世の中じゃ!!」 「だったらそれでいいんじゃないのかい? おれは遠慮しておくが、それでも後学のために見学させてもらえるなら、シシドがそれをやっているところをじっくりと見させてもらうよ…」
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加