仕事中の私の頭の中

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攻め かしわ餅(武家の跡取り息子) 受け さくら餅(かしわ餅の家に仕えている、美形の侍従)  行灯の淡い灯りが部屋の中でぼんやりと黄味がかった明かりを灯している。  薄い和紙を通して揺れる小さな炎だけでは部屋の隅まで明かりは届かない。  頼りない灯りの側で、かしわ餅とさくら餅はお互いの鼻先が触れ合うほどに頬を寄せていた。 「さくら餅、お前が私の気持ちをやっと受け入れてくれて本当に嬉しいよ」 「かしわ餅様……」  かしわ餅がさくら餅の柔らかな手をそっと握った。 「――――あ」  さくら餅のふっくらとした頬がほんのり薄桃色に染まる。  うつ向き恥じらうさくら餅の着物の胸元へ、かしわ餅の手が触れた。 「だ、ダメです……やめてください、かしわ餅様……」 ――といった感じです 餅だけに和モノです~ さくら餅の葉っぱはお餅にくっついているので、着物は着たままいたすと思います
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