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ほんとは男なんか嫌い
口も聞きたくない
そんな高校生だったあたしが出会ったやつ
カズ(仮名)
カズゎ変わったやつだった…
最初あたしを女扱いしなかった
それにいつも表情ないあたし説教までしてきた
「おめぇちゃんと笑えや」
最初マジうぜぇって思ってたよ
一年くらいしてからかな・いきなりカズと遊んでるときに言われたんだ
「俺ならお前笑わしてやれるぞ?」
はじめ何言ってんだ?コィツしか思ってなかった(笑)
でも真剣だったから一年前にあった話ちゃんとしたんだ
そしたらマヂでカズわ怒りだしてどっかに飛んで行っちゃって…
三時間位して何かを引きずって帰ってきた
よく見たら中学の時にぁたしを捨てた上に回させた元カレだった
「てめぇマヂ謝れや💥」
カズゎ多分あたしに自分の中でけじめをつけさせてくれたねかもしれない
その一件があり、もう一度位男信じてもいいかなって思ったんだ
カズゎ絶対手を出そうともしなかった
あたしがその行為が怖いこと理解してくれてたから
でもその反面自分が汚いからなのかな?って不安になった
だからカズに聞いたんだ
「カズゎあたしを汚れてると思ってる?」
「思うわけねぇだろバカ」「ぢゃぁなんで触れようとしないの?」
「それゎお前が怖いかなって…」
「ならまたカズがその恐怖から救い出してよ、そうぢゃなきゃ自分で自分汚いって思っちゃうよ」
カズゎ深いため息をつき「怖くなったらすぐ言えよ、約束な 」と言いあたしを暗闇から救い出してくれました
その日からあたしゎワガママになり、カズがいないとダメになり始めました
一年位経った頃自分の体の異変に気づきました
何気なく調べてみたら陽性
カズに言ったら凄い喜んでくれた
一緒に住もうか?
と言われ余計我が儘だったのかな?
一緒に暮らすためにカズゎ昼も夜も働いてくれてたの知らなかったあたし
会えなくなった事の不安、淋しさから夜中に電話で我が儘を言った
「今すぐ会いに来て」
カズゎ優しかったから雪の中来てくれたよ
たくさんぎゅっとしてくれて
「子供に悪いから体冷やすなよ」
そう言ってバイクで家の前を出てしばらくしてだった…
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