第1章 禁断の恋の始まり

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窓際の教室のカーテンが揺れてる。時々、廊下を歩く他のクラスの生徒の足音が響いて、グラウンドからは、運動部の掛け声。いつだってざわついてて、埃っぽくて、いろんな人がいて、いろんな感情が渦巻いてる。 それが、学校、っていう場所。 その中で、あたしたちは間違ってるかもしれない選択をしようとしてる。 「たかが、365日、全校生徒と先生の目、欺けばいいんだよ、千帆」 「たかが…って」 「大丈夫。なんとかなるって」 けいちゃんは、相変わらず脳天気に言って、にっこり笑う。…教師の自覚あるのかな、この人。 でも、そんな楽天家のけいちゃんが、好き。 あたしたちの恋は絶対秘密。誰にも言えない思いを守ろうと、あたしとけいちゃんは、 この日決めた――。
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