空模様は姫次第

風船うさぎ姫

ベットにそっと降ろし、そのまま口づけ舌を絡める。歯列をなぞり、逃げる舌を追いかけ回し、貪るように明星の唇を味わう。鼻から抜ける息と声に、ますます夢中になった。少しだけ苦しがっていたのを分かっていたけれど、気づかう余裕なんてなかった。

「ふぁ、ン……ふっ……｣

そして胸に触れた時、明星の小さな体が跳ね、俺のわずかに残っている理性も吹っ飛びそうになる。

「あんっ…そ、空く…ん、あ、あ、やだぁ……」
「……まだ服の上からちょっと触っただけなのに」

制服を脱がし、下着の中に手を滑り込ませると、その突起は固く立ち上がり、これでもかというほどに強く主張していた。

「もう勃ってるけど？ココ」

指で優しく弾いてみると明星の口からは、悩ましげな声が漏れる。

「んぁ、あっ……｣

突起をキュっとつまみながら、耳たぶを噛むと、明星の声と体は震えて喘ぐ。耳穴に舌を入れながら、わざと音をたてて吸いついた。

「はぁ、ん……はっ！あっ！だ……め……」
「相変わらず耳弱いね。でも明星ちゃん？ そんな可愛い声で駄目って言われても……」

説得力ないから。逆でしょ、耳が弱いお姫さま。これでいつもトロトロになっちゃうもんね。なのに駄目とか言われても、本当に説得力は皆無だよ。

「も……駄目、だ……よ……」
「ハイ捕まえたー」

俺の胸を力なく押す両腕を、ニコリと笑いながら絡めとる。

「……なんで触ってもないのに濡れてるのかな」

明星のソコは触るまでもなく下着が濡れていた。

「……だ、って」

ツツツ────

「あぁぁんっ！！」

下着越しに指でなぞるとビクリと腰が跳ねた。

「やだやだ！ あッ……」
「腰上げてくれる？」
「……ん」

一気に下着を脱がす。

「すごいね、グチョグチョー」
「や……」

恥ずかしいのか手で顔を覆う。いつもは透き通るように白くて綺麗な肌が、身体中赤く染まっていくことが…… 明星の乱れてく様子をうつし出しているようで、脳が溶けていくような感覚に襲われる。

「可愛い」

濡れて溢れてる縦溝をなぞり、指を入れ中で曲げた。

「きゃぁん！！」
「反応違ったね。そんなに良かった？」
「あ！ や…… そこダメ！やめ……んあッ……！きゃんッ……」