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原野あやか、16才
定時制高校に通う、でも決して不良ではない真面目な16才
高校にはいれば恋ができると思ってた
舐めてた。
「おはよ、あやか」
私の肩をポンと叩いて挨拶をして来た女の子、髪は金髪、メイクは濃いめ(スッピンはひどめ)、背が低い
こいつは私の一番仲のいい友達、大家ゆき。
小学生の頃からの仲で、まあ色々とある黒歴史もお互い握ってるわけで。
「やー彼氏全然起こしてくんなくてさー、遅刻しかけたわ」
「待って、いつ彼氏できた?」
「今日」
まあ私と正反対で、彼氏も絶えないわけで、まあすぐ別れるわけだけど。
なかなかチャラいゆきは、授業をたいして聞いてなくても成績は悪くない器用なタイプで、スポーツも得意、絵も上手い。
欠点といえば血も涙もない性格なところくらい
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