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任務を終了して約20分後、二人は自分達が在籍しているネオ極東支部へと到着した。 敦子は到着後、デバイスを専用の読み取り機にセットし、これまでの任務の報告を行っていた。 その間、純平は後ろで待機。 ??「対象をアンチ化させたんだって?」 そんな時、二人に話し掛ける人物がいた。小柄の男性で純平がその人物を見たとき表情は一変、不機嫌になった。 純平「北水…」 北水 宏。純平と敦子の二人を目の敵にしている同業者だ。敦子が相手にしていないところを見ると矛先は全て純平に向けられているらしい。 北水「そのお陰で対象は障害を持ったらしいよ?。なんかGuardianが煽ったって話だけど」 純平「煽ってねぇよ」 北水「じゃあなんでアンチになったんだよ」 純平「それは……」 煽ってないにしろ、プロのプライドを傷つけたという点ではアンチになる原因を作ったことになる。 北水「人命を救う立場が危険にさらしてちゃ、コードをもらうことは難しいんじゃないか?」 純平「うぜぇな~いちいち突っ掛かってくんじゃねぇよ」
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