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ガシャン!! ウィザードを手の中で回転させると再び剣の形状へと変わった。 純平は杖を持ったアンチへと駆け出していき、接近戦に持ち込んだ。 純平「ハァァ!!」 ズシャ!! アンチを斬りつけ再び蹴り飛ばした。3体のアンチが束となり純平と対峙した。 ──否、今は狭間の存在── 純平「ッ!また…」 再び頭に流れた声に頭を押さえる。するとアンチ3体は一斉に襲い掛かってきた。 純平「しまった!」 ドガァァ!! 純平「うわぁぁぁ!」 ビルから落ちた純平とアンチ3体。3体のアンチは純平を取り囲むよう。 純平「こっちも急いでんだよ!」 順に襲ってくるアンチを純平は迎撃。爪を持つアンチを掴み、爪を持つアンチへと投げつけた。 純平「たぁぁあ!!」 純平の回転斬りは2体のアンチを捲き込み、アンチはビルへと激突しながら落下。斬られた箇所から青い炎が発生し、炎に包み込まれると砂になって消滅した。
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