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ドォン!!ドォン!!ドォン!!
敦子「止まれ!」
発砲するも当てはしない威嚇射撃。逃走者はそれを回避すると某所のビルに着地した。
それに続いて敦子も着地した。
敦子「あなたウォーリアね」
「………」
敦子の問い掛けに対して無反応。背中を向けていたその者はゆっくり振り返り帽子をとった。
敦子「え?」
その顔には見覚えがある。いや、忘れる訳がなかった。
北水「あの状態から気づくとは、さすがはAce Queen」
敦子「北水!?どうして?」
その正体は北水。同じGuardianのメンバーであった。敦子には現状に動揺していた。
北水「独立支援部隊に参加するって?俺の代わりに」
敦子「どうしてそれを!?」
あの場所には確かに支部長と自分しかいなかった。あの時、北水が盗み聞きしていたなんて知るよしもない。
北水「どうして俺がこんな人目のつかないようなところに来たと思う?」
キィィィィィィィ!!
光を放ち北水が右手に持っていたのは槍。ウェポン名は【ロングテイル】。
北水「雪村 敦子は任務中に名誉ある殉職!。それで脚本は出来上がってるんだよ!」
そう言うと北水はロングテイルを奮い敦子に襲い掛かってきた。
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