23人が本棚に入れています
本棚に追加
??「北水と言うヒューマンは死んだ。私と言うアンチを残してな」
アンチは両手を広げてそう告げる。確かに目の前のアンチからは北水の気配すらなくなっていた。
敦子「精神さえも乗っ取ったのか…!?」
??「つまり、そう言うことだよ」
ブゥオン!!
敦子「!!」
ドカッ!!
敦子「ぐはっ!」
目の前の鎧のアンチが残像となって姿が消えたかと思ったその時、突然目の前に姿を現した。
その刹那、腹部を殴られ吹っ飛ばされた。
シュン!!シュン!!シュン!!
受け身をとり体勢を整える敦子。止まった直後、腹部に重い衝撃が襲い掛かった。
敦子「くっ……」
??「戦闘種と言えどやはりその肉体は脆弱と見た。クックック」
苦痛を堪え、敦子はエンジェルを構える。すると両手を広げていた鎧のアンチは徐々に加速していった。
ヨロイ「私は87ページのアンチ!。名は鎧【ヨロイ】!」
ヨロイは飛び上がり、その剛腕を敦子に目掛けて放ってきた。
最初のコメントを投稿しよう!