01

2/14
前へ
/80ページ
次へ
XX00年 世界は今日もネオンの光が辺りを照らし、暗闇の支配を阻害している。 人、この世界では【ヒューマン】と呼ばれる種族は世界の約5割を占めており、その中でも戦闘に特化し青年期、つまり身体年齢20代の期間が最も長い者達を総称として【ウォーリア】と呼ばれる。 ウォーリアは身体能力が以上に高く更に治癒力も高いため、ウォーリアとなった者達は国家機構に所属する事が多いのだ。 純平「こちら春茉、目標の拘束に成功した。これより転送する」 某所のビルの屋上には拘束された人相の悪いヒューマンとその傍らに立つ青年がいた。 名前は【春茉 純平】。国家機構 【Guardian】所属のウォーリアだ。 「くそが国政の犬が!いつか絶対に殺してやるからな!」 純平「そのいつかがいつになるんだか」 「ガキ!!」 ドスッ!! 暴れだす拘束された犯罪者。すると背後から現れた女性の手刀で犯罪者は気絶した。 敦子「挑発を挑発で煽らないで。いつも言ってるでしょ?」 純平「へいへい」 彼女の名前は【雪村 敦子】。純平と同じでGuardianに所属するウォーリアだ。 敦子はおもむろにデバイスを取りだし慣れた手付きで操作。するとデバイスは銃の形をしたガンデバイスへと変形。 先端からレーザー光線が放たれ犯罪者を読み取るように下から上に上がって当てられる。 全て読み取られた後で犯罪者は収容施設へと転送された。
/80ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加